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執筆者の写真oikawa kazuma

2023年。今年もお世話になりました。


こんにちは。

久しぶりのブログ更新です。


2023年も残すところ僅かとなりました。

お世話になった皆様、本当に有難う御座います。

来年も何卒よろしくお願い致します。


今年の振り返りとしては沢山ありますが、

個人的な一大ニュースとしては


・輸出の開始

・COACHとのコラボ商品の開発(守秘義務で表には出ません。)


ですかね。


国内で薬草系、いやリキュールそのものがまだまだ市場が小さく、売っていくのは大変だと感じた一年でもありました。



去年に比べ、生産量も大きく増えとても嬉しい限りでしたが、私と林の2人という少ない人員では

原料栽培、営業、製造、開発、経理、にと手が回らずに全ての業務が中途半端になってしまったと思い、経営者として反省が多い一年でもありました。


取引先や取り扱い店にも全然顔も出せずに申し訳ない気持ちがあります。


来年は体制を新たに人員も増えるので、会社として、経営者として成長して行きたいと思います。



そんな中、取り扱って頂いている酒屋さん、問屋さん、小売店さん、飲食店の皆様には感謝の思いしかありません。


来年もより美味しい商品を懸命に作って行きたいと思います。




最後に今年リリースした商品を振り返りながら、一年の締めにしたいと思います。


1月リリース


「偏愛カカオ」 


こちらは、クランドさんのOEM

ビターなカカオリキュールにほうじ茶を合わせた香ばしく香高いリキュールになりました。

恐らく、瓶詰め後熟成した方が美味しくなると思うので今が飲み頃ではないでしょうか。








3月リリース


「いわてクラフトシリーズ」





・モンキーフライ サルナシと菊

・ファイアーローズ カシス、アロニア、ミント

・夜明けのジンジャー 有機生姜と大葉、紫蘇


ロックでごくごく飲めるリキュールを目指して開発した、すごくライトなリキュール。

東北のスーパーを中心に展開して、普段リキュール、アルコールを飲まないような方に飲んで欲しいと開発した商品でした。








6月

「紅果 -strawberry&raspberry-」

こちらもクランドさんのOEM

果汁と紅茶をブレンドする、新しいタイプのリキュール開発に取り組みました。

酸味、渋みがあって、めっちゃ美味しいのでオススメです。





7月

「Yama no Amaro KZ」


今年リリースした中で個人的一押し。


2022年に山フィールドワークで見つけた国産スパイスや山野草をふんだんに使った和製アマーロ

イタリアのジェネピー系のハーブリキュールのような、ワイルドでスパイシーな味わいの一本になりました。


好き嫌いはかなりあると思うけど、国産の原料だけで作ると言うミッションで、このような物が作れた事はすごくいい経験になりました。







9月

「洋梨と無花果と栗」

こちらもクランドさんのOEM

秋らしいデザート系のリキュールという事で開発しました。

有機栽培された栗、白イチジク、山梨産の洋梨果汁を合わせました。マロングラッセに無花果と洋梨のフルーティさが加わった唯一無二のリキュールになったと思います。

紅茶割り、ブランデーにちょい足しがおすすめ。






10月

「鳥海の花と果実シリーズ」




・鳥海の梅花酒 梅、梅の花、桃、ゼラニウム等

・鳥海の金木犀酒 金木犀花、杏、桃


僕たちが原料栽培をしている畑は鳥海の柵跡という国指定史跡内にあります。

歴史ロマンに想いをはせながら、花の香りと果実感を楽しめる、ライトタイプのリキュールを目指して開発。

ロック、ストレート、ジュース等、色々なシチュエーションで楽しめる一本になりました。






11月

「Red Berry Aperitivo KZ」


限定品が多かったKZシリーズの待望の定番商品。

熟成した林檎原酒をベースに、いちご、ラズベリー、レモンの果実感が爆発するリキュール。

スィートベルモット に近い甘さと酸味、渋みもある。是非ストレートでお楽しみ頂きたい一本。


めっちゃくちゃおすすめ。






12月

「クレーム・ド・カシス KUBO」



「ダージリンリキュール KUBO」




八戸の名店 ark&lounge barのオーナーバーテンダー久保氏の協力の元完成したリキュール。


言わずもがなみんな大好きな濃いタイプのカシスリキュールと

ビターで香り高いダージリンリキュール。

そのままでも十分楽しめると思います。


カシスの価格が今年は据え置きでしたが、年々国内の生産量が減っており、来年は1.5倍くらいの価格になると思います。




今年も色々な商品をリリース、開発する事が出来ました。

我々もいよいよ製造3年目に突入。一年を通して原料においても確保出来るもの、出来ないものがわかってきたので、来年はラインナップを見直し、より良い商品をリリースして行きたいと思います。


引き続きどうぞよろしくお願い致します。




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