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執筆者の写真oikawa kazuma

和紅茶のお酒知ってますか?

新商品のご案内です。


和紅茶を楽しむストレートリキュール

「日本べに紅茶」が完成しました。




こちらは「茶酒 (ちゃしゅ) シリーズ」第二弾になります。


日本でも最近注目され始めた和紅茶。

僕の和紅茶との出会いはちょうど2年前でした。


当時台湾茶にハマっていた私は、色々な台湾茶を買い漁り、実は現地まで買いに行くほどの熱狂ぶりでした。


(写真は台湾のバー、メニューにお茶を使ったものが多い)





そんな中で、あれ?日本のお茶ってどうなんだろうか?

ふとした疑問から、日本茶も色々嗜むようになりました。

そんな時に出会ったのが「和紅茶」でした。


ダージリンやアッサムといった有名銘柄とも、台湾茶とも違うその独特な香り・味わいに魅力された私は、いつか酒造を始めたら和紅茶のリキュールを作るんだ!と密かな思いを今日まで温めておりました。



「茶酒 桑ノ木田30」を発表してまもなく、次は和紅茶でもやってみようかなと、半ば好奇心で生産者様とコンタクトをとり、商談会で出会った鹿児島県のメーカー様にサンプルを手配して頂きました。

(余談なのですが、鹿児島県は今お茶の生産量日本一目前なのです。)


鹿児島の茶畑





その中で特に射抜かれたのが知覧産の「べにふうき」でした。

(おそらく私が一番最初に飲んだ和紅茶もこの品種でした)



「やっぱり和紅茶は美味しい。次の作品はこれだ!」


ここから約2ヶ月近い試験製造を行い、今回の商品化に至りました。



商品化にあたり大変だったこと


「香りのイメージ」です。


皆さんがイメージされる紅茶の香りとは異なり、台湾茶のような独特の香りがあるのが和紅茶の特徴でした。


べにふうき単体だと、お湯や水で抽出すると綺麗な紅茶の香りが出るのですが、アルコール抽出だと繊細な香りが潰れてしまい、もたっとした香りになってしまいました。


なので今回は種子島のやぶ紅茶など3種類の品種を加え、香りに複雑さを持たせました。


花の蜜のような甘い香りと台湾茶のような深みのあるお茶の香りが特徴です。


また煮出した紅茶をたっぷりと加え、しっかりとしたタンニン感も特徴です。

桑ノ木田30とは異なり、甘味も加えているのですが、この重厚なタンニン感により、後味がさっぱりするのも日本べに紅茶の面白いポイントでもあります。


暑い時期はレモンスライスを加えて水割りやソーダ割りをお勧めします!


もちろん様々なカクテルベースとしても◎


日本の紅茶の可能性をこの機会にお試しいただけますと嬉しいです。













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